AMPでモバイルページを高速表示!Googleが推し進める新技術とは?

AMPとは?

AMPというモバイル用ウェブサイトのページを高速表示させる新たな技術をGoogleが2016年から推進していて、徐々に一部大手サイトも導入し始めていることで、最近注目を集めAMPがより一般的になりつつあります。

近年スマホ利用者の急増によりウェブサイトの閲覧率はPCよりもスマホの方が上回る時代になり、スマホ対応のウェブサイトの重要性が年々増加する傾向にあります。それに伴い、モバイルデバイスで快適に閲覧できるウェブサイトのニーズが高まり、Googleが中心となり新たな技術としてAMPを強く推し進めているのです。

AMP(Accelerated Mobile Pages)とは?

AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略で、日本語に訳すと「加速させたモバイルページ」と言うような意味で、モバイルページを高速で表示させる技術の一種です。

AMP化されたモバイルページは、データ量が約1/10になり、表示速度は通常の約4倍の速さになると言われています。

ページをAMP化するには

AMP化されたページは高速表示させる為に、以下の3つの要素から構成されています。データ量を極力軽くする為、それぞれにも色々な制限があります。

  1. AMP HTML
    より簡素化する為、既存のHTMLの一部に制限を設けたAMP専用のHTML。通常のHTMLとは別のタグがあったり、使えないタグも存在します。CSSは外部ファイルからの読み込みは出来ず、インラインで容量50KBまでの制限があります。
  2. AMP JS ライブラリ
    AMP HTMLページをより高速にレンダリングする為の専用JaveScript。基本的にAMP対応していないJavaScriptは使えないので、今後はこのライブラリの開発が進むことで色々な事に対応できるようになると思われます。
  3. Google AMP Cache
    GoogleのサーバーにAMP HTMLページがキャッシュされることで無駄な読み込みを減らす

AMPを導入する=新たにAMP専用ページを作る

AMP対応にしたからと言って、サイト全体がAMPで必ず表示されるわけではなく、従来通りの通常ページとAMP用ページの両方が存在している状態になります。つまり、AMPを導入するとAMP専用のページが追加されるという事です。

AMP用のURLは、通常ページとハッキリと区別する必要があり、サブドメインにampを使ったり、通常ページのURLの最後に/ampと付け足すことでAMP専用のURLとする場合が多いようです。

AMPはSEO的に優遇される?

現状ではAMP化しているからと言って、優先的に順位が上がるようなSEO的な優遇措置はありませんが、検索結果でAMP対応マークが一緒に表示されるようになっています。将来的には何らかの優遇措置はあるかもしれませんが…。

Google検索するとAMPアイコン

Google検索するとAMP対応の表示がされる

AMPを導入するデメリット

AMPはモバイルで閲覧した時に高速で表示させる事を目的としているので、制約も多くデメリットもあるという事を理解しておく必要があります。

デザインや機能に制限がある

無駄なデータ量を無くし出来る限り軽くするため、制限されていることが多く、デザインで他サイトとの差別化が難しいのが現状です。機能面でもレンダリング速度を上げる為、従来の動きのあるJavaScriptが使えないなどの弊害もあります。

しかし、今後AMPが進化し改善されていく事で、これらの問題は解決されていくのではないかと思います。

ウェブサイトの管理が煩雑になる

前途の様にAMP専用のページが増える分、1ページごとに手作りしている場合は、ウェブサイト管理が煩雑になります。AMPを導入するには、対応可能なCMSでの導入が必須条件になるかと思います。

今すぐAMPを導入した方が良いの?

現段階ではAMPは発展途上の部分も多くあり、サイト全体に取り入れるのではなく部分的に導入して様子を見ていくという方向が良いのではないでしょうか?

AMPを導入する前に、明確な目的やメリットがあるかどうかをまず考えるべきでしょう。

モバイルでの閲覧率が高いサイト

モバイルでの閲覧率の高いウェブサイトはAMPを導入するメリットは大きいと思います。ページ表示を高速化させることでユーザーの直帰率や離脱率を下げ、コンバージョン率を上げるという効果が期待できます。

ニュースサイトやブログなど広告を収入源にしている場合は、広告がしっかりと表示されることを確認してから導入した方が良いでしょう。AMP化しても収入源となる導線がしっかりと確保できれば、導入する価値はあるかと思います。

今後の展望

AMP導入は大手サイトを中心にニュースやメディア、更にはebay、ZOZOTOWN、メルカリ、AliExpressなどのECサイトでも広がりを見せています。今後はAMPのインフラが整ってくるにしたがって、いろいろな分野のウェブサイトがAMP化していくものと思われます。

まとめ

今後益々、AMPが普及することで色々な点が改善され、PWAなどの他の技術との掛け合わせで、様々な種類のウェブページがAMP対応できるようになると予想されます。AMPが新たなウェブ業界の大きな流れの中心となることは確かです。

AMP導入を検討されている方は、是非Cloud 9 Worksへご相談ください。

ニュージーランドのオークランドに2002年より在住。フリーランスのグラフィックデザイナー。ウェブ制作から印刷物全般デザイン、写真撮影など幅広く行っています。

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